山歩きに長靴はアリ?メリット・デメリット&オススメ品

山歩きに長靴はアリ?メリット・デメリット&オススメ品

「山歩き=登山靴、トレッキングシューズ」というイメージが強いですが、実は長靴にも独自の強みがあります。

メリット

防水性が高い
雨や沢歩き、ぬかるみでも靴の中が濡れにくく、足元を快適に保ちます。

お手入れが簡単
泥や汚れをサッと洗い流せるため、清潔を保ちやすいです。

価格が比較的手頃
トレッキングシューズより導入コストが低く、気軽に試せます。

裾が高く足を守る
ヒルや泥・水から足をしっかりガードできます。

一方で、長靴には弱点もあります。

デメリット


通気性が低く蒸れやすい
足を守れる反面、密閉性が高いので夏場や長時間の歩行では不快感が出やすいです。

グリップ力が弱い場合がある
スパイク付の長靴などもありますが、凸凹が少ないツルツルした場所ではピンが刺さらないので逆効果になります。滑りやすい斜面では注意が必要です。

クッション性・サポート力が少なめ
長靴はクッション性が弱めでやや重めなので、ミッドソールが分厚い登山靴と比べると長距離登山では疲れやすくなることがあります。

 

長靴が適している状況

こんなシーンでは、長靴が活躍します。

・雨や雪の日の山歩き
・ぬかるみや沢沿い・湿地帯のトレッキング
・低山や林業道など比較的緩やかなルート
・山菜採り・渓流釣りなど短時間の山行

 

オススメ商品

BARBARIAN CHIEFTAIN

バーバリアンチーフテンは、専門メーカーとしてのこだわりを詰め込んだゴム長靴です。
素材と製法を追求して製造された長靴で長年愛用されており、1足を10年以上も履き続けている方もいます。

・長く履き続けられる耐久性
・靴底はグリップ力があり滑りにくい

MOUNTAIN ENOUGH X1

マウンテンイナフは、軽量、履き心地、耐久性という長靴に欲しい機能を全て盛り込んだゴム長靴です。驚くほど柔らかく歩く/しゃがむ動作がスムーズ。足の形に添うインソールで足裏もサポートします。
屋外での劣化に強いので、耐久性もあります。

・軽い&柔らかい!足への負担が少ない長靴
・足の形に合わせたインソールで安定感がある
・耐候性に優れた素材で耐久性◎

フォーカス F-22

フォーカス F-22は、靴底にピンスパイクが付いたゴム長靴です。1か所から2本のピンが出ている”ツインピン"構造でピンが抜けにくい為、ハードな環境でも高い耐久性を保ちます。
地面が土の場合は斜面/法面で滑りにくいタイプになります。
※凸凹の少ない場所だとスパイク底は滑りやすいのでオススメできません。

・全方向に効くスパイク底で地面を捉える
・"ツインピン"仕様でピンスパイクが壊れにくい

まとめ

長靴は万能ではなく、適していない場面やデメリットがあります。しかしデメリットを把握しつつ使う場面を想定する事で、長靴の特長を生かした使い方ができる事もあると思います。山を楽しむ際にも、長靴がお役立ちできれば幸いです。

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