ゴム、PVC,EVA…長靴の素材について解説
ゴム(天然ゴム、合成ゴム)の特徴
ゴム素材は、柔らかさと伸びがあるのが特徴で、抜群のフィット感、疲れにくい歩きやすさがあります。 防水性と共に断熱性も非常に優れているので、水や雪の中でも暖かく、快適な履き心地となります。 また、1足ずつ手作りの生産をしているので、デザインバリエーションが豊富な点も魅力の一つです。 デメリットとして、ゴム素材は経年劣化していきます。 使用頻度が少なくても、時間の経過とともにヒビや割れが入ってしまったり、底が摩耗しやすくなるので注意が必要です。 履き心地とデザイン性を求めるのであれば、ゴム素材の長靴がオススメです。
PVC(ポリ塩化ビニル)の特徴
PVC素材は、傷や汚れがつきにくく、防汚性が高いことが特徴です。 素材自体が硬い性質を持っており、経年劣化しにくいことも挙げられます。 デメリットとして、低温時に非常に硬くなるため、冬場の雪道や氷上では歩きにくかったり、滑りやすい場合があります。 素材の特徴と合わせて、耐油性や抗菌性を兼ね備えている製品もあるので、食品工場や厨房関係にもオススメです。
EVA(エチレン酢酸ビニル)の特徴
EVA素材は、ゴムやPVCと比べても非常に軽量で、風雨や紫外線を浴び続けても劣化しにくい特徴があります。 環境にやさしい素材で、寒い場所などでも硬くなりにくく、弾力性(クッション性)にも優れています。 デメリットとして、高温や熱の影響を受けやすく、変形する恐れがあります。 また、圧力により縮んでいくこともあるので注意が必要です。 軽さと弾力性(クッション性)を求めるのであれば、EVA素材の長靴がオススメです。